【No.07】1/700 戦艦 長門 製作記

こんにちは、zbokです。
さぁ、ズボック海軍工廠もいよいよ戦艦級のキットに挑戦する日がやってきました。
基本はこれまでに製作してきた重巡、駆逐艦と同じですが、木甲板の塗装が今回初挑戦の作業となります。
それでは、続きをどうぞ。

ランナー確認

仮組み

艦底パーツの接着は、内側から流し込み接着剤を流して接着するときれいに接着することができます。

艦橋の組み立てについてはさほど難しい箇所はありませんでした。説明書どおり組んでいっても大丈夫です。
ただし、床がリノリウム色の部分があるので塗装のことを考えて、すべて接着しないほうが良いかもです。

煙突部分の組み立ては、難しいです。
説明書の手順どおりに製作していくと、パイプ類を接着した煙突を土台に接着する時に泣くことになります。
今回は泣きながら接着済みのパイプの位置や角度を無理やり調整してなんとか組み立てることが出来ましたが、下手をするとここで挫折してしまうとこでした。

文章力がないのでうまく伝えることができていないかもしれませんが、、この長門を製作する場合は煙突の組み立てには注意して下さい。
説明書は最後まで目を通して、全体の構造を理解してから組み立て下さい。

煙突の内部はこの段階で黒色に塗っておきます。

瞬間クリアパテで煙突の合わせ目は処理してあります。

マストは小さい支柱の接着が少々難しいです。

マストがまっすぐに立つように土台側にあるマストを差し込み口を少し削って調整しました。

ケース固定工作

ケースから取り外せるようケースと船体はネジで固定できるように加工しました。
船体側のナットは、ゼリータイプの瞬間接着剤で固定してあります。

ディテールアップ

サーチライトが付く部分と艦橋の一部にエッチングの手すりパーツを使ってディテールアップを試みました。

土台の形状に手すりを合わせながら、少しずつ確実に形状に合わせながら瞬間接着剤で固めていきます。

瞬着は完全に固まると、けっこう強度が出ます。
慌てずに確実に接着していくのが取り付けのポイントです。

木甲板の塗装

指定色のタンで塗りました。
木甲板の色合いに変化を持たせるために色鉛筆でちょっと塗ってみましたが、、これはうまくいきませんでした。後ほどのスミイレでほとんど見えなくなります。

船体色の塗装

木甲板をマスキングしていきますが、戦艦クラスは甲板の形状が複雑で周囲をマスキングするだけでも大変でした。

筆塗装

細かい塗り分けが必要なパーツは筆で塗り分けていきます。

艦載艇類を塗り分けました。

主砲、副砲のキャンパスを塗り分けました。

艦載機は迷彩カラーで塗ってみました。

艦橋の床の塗り分けですが、こういう細かいパーツをいちいちマスキングして塗り分けるのはすごい手間ですので、エアブラシの吹き付け角度に気をつけながらエアブラシで一気に吹いてしまってから、筆塗りで塗り分けました。

軍艦色は隠ぺい力の強い色ですので、筆塗りも楽です。

まとめてマスキングした甲板構造物もひとつひとつ筆で塗っていきます。
これも手間ですが、甲板のフルマスキングよりかは楽です。

これで基本塗装はすべて完了です。

甲板のスミイレ・ウォッシング

艦橋等を組み上げる前に先に甲板のスミイレとウォッシングをやっておきます。
Mr.ウェザリングカラーのステインブランを使ってみました。

初の試みでしたが、すごくいい感じになりました。
下地のタン塗装+ステインブラウン、すごくいい組み合わせです。
手順が楽なわりには、リアルな木甲板に仕上がったと思います。
ただ、下塗りの色鉛筆はほとんど消えてしまい意味は無かったです。

っと、、、
ここで重大な失敗に気付いてしまいました。。。。

Mr.ウェザリングカラーは、エナメルとは違い完全に拭き取るのが難しく、軍艦色に塗った部分についてしまったステインブランがふき取っても、他の部分の軍艦色と色味が変わってしまいました。

仕方が無いので、
全体をステインブラウンで一度ウォッシングして色味を統一することにしました。

結果は、、
完成写真を見て下さい・・・

リノリウム押え

真鍮線でリノリウム押えを再現しました。

艦載機のデカール貼り

艦載機にデカールを貼りました。
マークソフターを使って、デカールを密着させてあります。

追加のディテールアップ

最終組み立て中、キットの旗竿がポキッとなってしまったので、真鍮線で再現しました。

完成

失敗を修正するために全体に施したステインブラウンのウォッシングですが、
全体的にサビサビっとした老朽艦的な質感に仕上がってしまいました。(涙)
写真では良く確認できませんが、実物はもう少しサビっとした感じです。

これはこれでありかもしれませんが・・・私の思い通りの仕上がりにならず残念です。
最後に、空中線を張って完成とします。

完成写真

※クリックで拡大します。

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フジミ模型 1/700 特シリーズ No.29 日本海軍戦艦 長門 開戦時 プラモデル 特29

“【No.07】1/700 戦艦 長門 製作記” への6件の返信

  1. 素晴らしい出来栄えですね。今作ってる自分の艦船にも真似させて頂きたい技術のオンパレードです!   デース!

    1. KONGさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。
      艦船模型は、パーツが細かいので製作が大変ですが、
      頑張って下さい!!

  2. 長門は好きな戦艦なので、近いうちに作ろうと思っています。これは参考になりそうです。他の艦艇のもみてみます。

  3. こんにちは。
    これは係船桁というもので、本来は、この棒から縄梯子が下がっており人が乗り降りするためのものです。
    現在は、「ZBOK完成模型製作所」というブログで活動しています。
    長門を製作中なのであれば、製作No.20の長門が参考になるかと思います。よろしければご覧ください!

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