【No.05】1/700 日本海軍重巡洋艦 羽黒 製作記

こんにちは、zbokです。
今回は、FUJIMIの日本海軍重巡洋艦羽黒DX(エッチングパーツ付き)を製作していきます。
本格的なエッチングパーツの導入は今回がはじめてとなります

それでは、日本海軍重巡洋艦羽黒の製作開始です。

開封

エッチングパーツを確認。
ドキドキ・・
手ごわそうです。

コレクションケース固定加工

はじめに、コレクションケースに完成品を固定するための加工をしていきます。

瞬間接着パテでナットを固定しました。
今思えば、ゼリータイプの瞬間接着剤でもいいような・・・

仮組

艦船模型は、組立てが難しいですね。
良く説明書を熟読して、塗装の段取りも考慮して組立て手順等をよく考える必要があります。

仮組の段階で接着しても良いパーツ。
塗装後に接着したほうが良いパーツ。

また、
艦船模型はパーツの取付角度や位置などの指示が相まいなことが多く、後から接合するパーツとの整合等を確認しながら組立てる必要があるのも難しいポイントのひとつです。

煙突の合わせ目処理

合わせ目は瞬着クリアパテで処理していきます。
速乾タイプの流し込みでパーツを接着してから、合わせ目に瞬着クリアパテを盛って整形していきます。
瞬着系ですので、数分で整形作業を行えます。

エッチングパーツの加工・取り付け

エッチングパーツの直線曲げ加工は、エッチングベンダーを使うときれいに曲がってくれます。艦船模型のような小さいエッチングパーツは、ペンチタイプのベンダーよりもピンセットベンダーのほうが使い勝手が良かったです。

また、エッチングパーツの曲線の加工は、そのRに合ったガイドを利用してやるときれいに曲がってくれます。筆の棒やデザインナイフのキャップなどです。曲げたいアールより少し小さいガイドを当ててやると位置の調整がし易かったです。

煙突の雨覆管をエッチングパーツにすると煙突の内部が丸見えになるので仕切り版をプラパンで製作してみました。形状は適当です。プラパンの切り出しにはチョッパー2型が便利です。

エッチングパーツの取り付けには、既存のモールドを削る必要がある箇所もありますが、組み立て説明書にはそういう指示が一切ないので考えながら作業を進める必要があります。

エッチングパーツ、すごい・・

ただ、すごく大変・・・

ちょっと休憩。

リノリウム押えの再現

市販の真鍮線は0.2mmまでしか販売されていないのではじめにリノリウム押え用の真鍮線を準備します。0.15mmの真鍮ブラシを分解して、目的の真鍮線を取り出します。

取り出した真鍮線はヨレているので伸ばしてやる必要があります。
真鍮線の伸ばし方は、ライターでサッと炙ってから、くいっとまっすぐに伸ばし、カッティングマットの上でブラシの柄を使って、グリグリと転がしてやるとまっすぐに伸びてくれます。

リノリウムの塗装後、カッターやノミで真鍮線の上の塗装を剥がしてやります。

部分塗装

煙突上部や主砲、艦載機の下部、カッター類を筆で塗り分けていきます。

サーチライトは、はじめにシルバーを塗りレンズ部分をマスキングしてから本体を軍艦色で塗りました。

組み立て

塗装が終わったパーツを組み立てていきます。

艦載機のデカール貼り

デカールの軟化剤、マークソフターを使うことによって曲面部にもきれいに密着してくれます。

組み立て完了

手すりと艦載機を接着して組み立て完了です。

手すり等のエッチングパーツの接着には瞬間接着剤を使うのですが、ロックタイトの瞬間接着剤が非常に使い易くおススメです。

最後にエナメルのゴールドで菊花紋章を塗ります。

ウォッシング・サビ表現

Mr.HOBBYのMr.ウェザリングカラーでスミイレとサビの表現をしていきます。

空中線張り

空中線には、メタルリギングの0.1mmと0.06mmを使用します。

いざ空中線を張ろうと参考になる資料をみていたら、後部側は空中線支柱に延びていたので、急遽0.3mmの真鍮線で再現してみました。

完成

多少の失敗はありましたが、なんとか完成させることができました。
それにしても、
エッチングパーツを使った艦船模型は、圧巻の仕上がりですね。
細かく見ていくと、エッチングパーツの歪みなどまだまだ甘い箇所もありますが、、
パッと見は、大満足の仕上がりです。

ますます艦船模型の魅力にハマっていきます。

ブログのサブタイトルにあるように本来はガンプラがメインになるブログの予定でしたが、しばらくは艦船模型の製作が続きそうです。

※多少の失敗について
・エッチングパーツの加工の歪み
・艦橋の頭についている泡だて器みたいなエッチングパーツの加工の失敗(あれの加工は、今の私にはまだ無理でした・・)
・右舷側の主碇の紛失・・・(部屋中、這い蹲って密な索敵を行いましたが発見デキズ・・)

最後に完成写真を撮影します。

完成写真

クリックで拡大します。

最後までご覧頂ありがとうございました。

“【No.05】1/700 日本海軍重巡洋艦 羽黒 製作記” への2件の返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。