模型のサビ表現やスミイレ・ウォッシングにはエナメル塗料を使われている方も多いかと思います。
私も以前は、ウェザリングと言えばエナメルでしたが、Mr.ウェザリングカラーに出会ってからは、こちらがメインになりました。
サビ表現に使うMr.ウェザリングカラーは2色です。
・ステインブラウン
・ラストオレンジ
※Mr.ウェザリングカラーは油彩になりますので、専用の薄め液が必要になります。
はじめにステインブラウンをサビさせたい箇所に筆で塗っていきます。
Mr.ウェザリングカラーは、蓋に刷毛は付いていませんが、中にメタルボールが入っていますので使用する前にビンを振るだけで攪拌されますので便利です。
続いて、ラストオレンジをところどころステインブラウンに重ねていきます。
最後に、専用の薄め液を含ませた筆で、輪郭をぼかしてやれば完成です。
Mr.ウェザリングカラーはサビを表現するために調色されてますので、塗るだけで誰でもお手軽にリアルなサビ表現が可能になります。また、Mr。ウェザリングカラーは塗料の伸びもいいので輪郭がきれいにぼけてくれるのも特徴のひとつに上げておきたいポイントです。
Mr.ウェザリングカラーはエナメルとは違い、完全に乾いてしまうと拭き取るのが困難になります。
時間をかけて作業は行いたい場合は、一面ずつ塗っていったほうがいいです。
※これは、短所というよりか特徴と上げたいポイントですが・・
最後に、戦車に使った作例を紹介します。
ボディ全体にステインブラウンを塗って、古びた感じの戦車になります。
黒と赤で調色した下地の上に、ステインブラウンとラストオレンジを重ねてやればサビまくったマフラーの表現も出来ます。